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時計の撮影、気が狂いそう [写真]

腕時計を2日間で40個、撮影しました。
腕時計は商品撮影の中でも、特に難しい。しかもデザイン的に全部、真っ正面での撮影という指示。考えただけで大変なのは、目に見えている。スタイリストと話して、4日間の撮影と踏みました。普段は中判サイズのフィルムでの撮影ですが、どう考えても合成が必要なのでデジカメでの撮影にさせてもらい、前日からセットを組んでスタンバイ。撮影に入りました。
どうして腕時計の撮影が大変かと言うと、
1,光る素材が多い
2,丸かったりかまぼこ型している
3,ガラスの奥に平行して文字盤と針が有り、鏡だったり、黒かったり、虹色に光る貝だったりする。
つまり、光を当てないと見えない素材の文字盤や針に光を当てると、表面のガラスにも光が当たり文字盤の中が見えなくなってしまいます。真上にレンズが有るので文字盤のセンターは黒になります。針が平でシルバーなどの映る素材だとシルバーのはずなのに真っ黒に写ってしまいます。
結局は、デジタルで合成しないと、「こう見えなければいけない」という腕時計にはならないわけです。
でも、スタイリストさんもセットが上手な方でしたし、合成を前提に撮影すれば思ったよりも早く撮影が進みました。
あとはコンピューターとの戦いのみです。


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